新人類とクオンタム・リープ(量子的飛躍)との関係とは?

古い幸福の科学の会員さんのGさんが来られました。Gさんは、先回、 異次元パワーは信仰心によって変わるについて聞きに来られ方です。
以下は、Gさんとの会話の内容です。

(後追記)
本会話は、お助けマンの認識レベルでの個人的な見解であるため、 真理をほんの少しかすった程度にしか過ぎないことをお伝えします。 実際、お助けマンが、トス神のご意図されているところを全て理解することは不可能であるからです。
ただ、現在この時点で人類が大変な時期にあることは確かで、私たちが、 この世的生活やこの世的常識から離れて勇気を持って魂の飛躍がなければ、 未来がないと言えるでしょう。それは、理屈ではなく、一人ひとりに真実問われているものであるからです。 事が起きてから後で後悔しないためにも、霊言を真剣に受け止めて精進して参りたいと思っております。(スタッフ一同)

【Gさん】 先回は、ありがとうございました。それでそのあと、 大川隆法総裁先生の、トス神による霊言 『アトランティス文明・ピラミッドパワーの秘密を探る』を拝聴しまして、 現在が、もうすでに崖っぷちにあることが分り、非常に大きな衝撃を受けました。

【お助けマン】 それで、拝聴されたご感想はどうでしたか?

【Gさん】 いや、もうびっくりで、 『太陽の法』にも説かれていたのですが、 現代が、ムー文明やアトランティス文明の末期とまったく同じだと分ってショックでした。
それでね、霊言の中で「新人類」という言葉や、「クオンタム・リープ(量子的飛躍)」と言う言葉もあって、 その言葉がどういうことなのか、よく分らないのでやって来たというわけです。

【お助けマン】 そうだったのですか。Gさんは古い会員さんだと思いますが、 かつて、大川総裁が大阪にて連続でご講演をされた内容が書籍となった 『ユートピア価値革命』(今は会内経典として発刊されている)という本がありましたが、ご存知ですか?

【Gさん】 はい、昔、買いましたので持っています。 でも、内容が哲学的で難しくて・・・。

【お助けマン】 その中の第4章「未来型人間とは」に、「新人類」に対するヒントが書かれていますので、 少し読んでみますね。

これからの時代を生きていく人間は、少なくとも仏陀の時代からヘルメスの時代へと移っていくのです。 時代をさかのぼるように、過去二千六百年前から四千三百年前にさかのぼる逆流現象として、 仏陀の時代からヘルメスの時代へ移る過渡期の姿が、時代的現象として現われ、 その過渡的形態としての人間が大量に出てくるであろうということなのです。 すなわち、それはどういう人間群であるかといいますと、 まずみずからの心の内を知り、これを治めた後に、三次元世界のなかで、 あるいは三次元を超えた多次元世界という、この私たちの箱庭の中で、 どうみずからを発展的に表現するかという使命を帯びた人間なのです。
すなわち、これからの時代に必要とされる人間像は、 仏陀とヘルメスを融合した姿であるということです。

とあり、これからの時代は、仏陀の教えの実践と、ヘルメス神の愛と発展の両方を体現できる人間像が示されています。 霊言では、「理系でありつつ、霊的である」という「第三の目」を持った人類のことを「新人類」と述べておられました。

【Gさん】 えー、もう20年以上も前におっしゃっていたのですね。
でも、それと現在の文明が崖っぷちにあることと、どう関係があるのですか?

【お助けマン】 トス神の霊言の中でもあったじゃないですか。 今、なぜムーやアトランティスの話が立て続けに出てきているのかと・・・。

【Gさん】 うーん、それがよく分らないのです。

【お助けマン】 地球の至高神であるエル・カンターレは、 地球文明が高度に進化することは非常にお喜びになる一方で、科学万能に傾き、 唯物論がまん延したときに、 その文明は大陸の陥没などで自らの文明を終えるという法則があることを、 過去の歴史から私たちに教えておられると思うのです。
したがって、現代の文明も科学技術が進化したというところはいいのだけど、 唯物論がまん延しているという点で、ムーやアトランティス文明と極めてよく似ているので、 現文明の未来もその法則から予測できるということだと思います。

【Gさん】 じゃ、どうすればいいのですか?

【お助けマン】 それが、 霊言の中にあったように、早くこの真理を広げるしかないということだということです。
そして、人々が真理を学び、そして、心の修行をして新時代の新人類として生まれ変わることが大事と思います。

【Gさん】 いやー、その新人類ということがまだ分からなくて・・・。

【お助けマン】 さきほど『ユートピア価値改革』の中の「未来型人間とは」のところを読み上げましたが、 これから必要とされる人類は、仏陀とヘルメスを融合した人たちなのです。 すなわち、四正道でいうならば、今まで「愛」も「知」も「反省」も「発展」も、すでに人類が知るところではあったのですが、 別々に実践されてきたところがあったと思います。しかしながら、これからの新しい時代に向けて、これらを全て合わせて同時に実現していくことが求められているということではないでしょうか。
例えば、「知」と「反省」であるならば山寺で座禅だけをして、そして、自分だけの心の平安を得て自己満足だけになっていたところがありました。 また、「愛」と言っても、無償のタダで与えるのいやなので、必ず見返りを念頭にした愛もありました。 また、「発展」と言えども、他人や他国はどうでもいいというエゴイスチックな発展がありました。 利益のためには公害など垂れ流しになってもいいという誤った発展がありました。
この「愛」と「知」と「反省」と「発展」の四者を融合して、同時に実践できる人間こそが、 これからの新しい人類であると言えるのではないかと、私は思っています。

【Gさん】 なるほどね。でも、それは非常に難しいことじゃないですか?

【お助けマン】 そのとおりです。科学技術の進化と言えども、 唯物的に流れて信仰心を無くしてしまったというのが人類の歴史だったですからね。 それで、科学と宗教の両者を融合できないで、過去、何度も文明が滅びているのです。

【Gさん】 過去、何度も・・・。
それだけ失敗していたなら、今回も難しいのではないですか?

【お助けマン】 そこなのですよ!  何のために主エル・カンターレが、1億5千万年ぶりに地上に降りられたのか、その意味をよく考えて下さい。

【Gさん】 あっ、そうか・・・。過去、人類が為し得なかったことをするためなのか・・・。
それが、科学と宗教の融合ですね。

【お助けマン】 そうです。科学文明を高度に進化させつつ、 神仏に対する正しい信仰を持ち、「一念三千論」で説かれるように、 心の針を天上界に向けに生きるということではないかと思うのです。

【Gさん】 これは、非常にやりがいがありますね。 私たちの祖先も、私自身の過去世でも為し得なかったことをするのですから・・・。

【お助けマン】 そうです。四正道によるこの四者の共通項目の相乗効果によって、 私たちの魂が次元向上する、それこそが、クオンタム・リープ(量子的飛躍)【次元昇華とも言える】だと、私は思っています。

【Gさん】 それが、先回、お助けマンさんが言っていた天上界からの ご支援によって異次元のパワーを得るということでもあるのですね。

【お助けマン】 そうです。例えば、酸素と水素と火があれば、 爆発して大きなエネルギーが出て水ができるじゃないですか。 それと同じで、四正道である「愛」「知」「反省」「発展」が融合すれば、エネルギーが出て、 水のように以前と違った”物質”である「新人類」ができるということじゃないでしょうか。

【Gさん】 そうか、なぜ今まで大爆発しなかったのか分った。
今までは、「愛」「知」「反省」「発展」の実践を別々にやっていたからだ。

【お助けマン】 その通りです。酸素と水素と火がなければ爆発は起きないのです。 つまり、地球神に対する正しい信仰を持ち、仏陀時代で実践した知と反省によって無我となる修行をし、 そして、無我なる心で愛の実践をする、つまり、決して見返りを求めない透明な心で伝道をし、 布施をし、また選挙活動もする。 そして、さらに、その心で科学技術を進展・発展させていく、これらの融合が大事だということだと思います。
そうすることによって、不思議なことですが、天上界とチャンネルが合ってご支援が入り、 自分でも信じられないくらいの結果が現れるということではないでしょうか。 これらのことを信じられない人たちが会社的な手法に頼ってしまったというのが過去の経験だったと思います。
ですから、このクオンタム・リープ(量子的飛躍)は、強い信仰心がなければ成し遂げられないということだと思います。

【Gさん】 そうだったのですね。 今まで何か、今ひとつうまくいかないわけが分りました。 今までは、会社のOLやビジネスマンのような感覚だったので、当然、大きな飛躍はなかったということだったのですね。 つまり、主の説かれる法を信じ切れていなかったということだったのですね。

【お助けマン】 そのとおりです。ですから、今、私たちは、非常に重要な時点に居ます。 今こそ、科学と宗教が融合しなければ、また、今ある大陸は海底に沈み、 人類は、再び毛皮と石オノの世界に戻るということです。 そして、この「新人類」の出現こそが地球を救い、新しい世紀を創っていくのだと思います。
ですから、今こそ主エル・カンターレを信じ、その教えを学び、それを素直に実践することこそが、 人類にとっての生き残りのための条件だと、私は思っています。

【Gさん】 よく分りました。そういう魂の飛躍こそがクオンタム・リープということだったのですね。 私は、今日からますます反省行に励み、瞑想と祈り、そして、 人びとのために無我なる愛の心で伝道や布施活動に励みたいと思います。
今日は、本当にいい勉強になりました。 もしかしたら、私はクオンタム・リープによって新人類になれるような気がしました。 生き残ったらまたお会いしましょうね!

と、言ってGさんは帰られました。
大川総裁は、20年以上前に「未来型人間とは」の中で、これから現れる「新人類」の姿を明確に説かれていました。 それが、今、ようやく分るようになってきたということは、 やはり、仏道修行も10年、20年続けなければマスターできないということではないでしょうか。 そして、今、強い信仰心で主を信じ、教えを確信し、法を信じ切ることの大切さを改めて理解させていただいたのではないかと思います。
でも何とか、今、文明を残すためのヒントを与えていただいたので、明かりも見えてきたのではないかと思っています。

では、次回も問答が続きます。  主エル・カンターレに感謝。

(終わり)