仏陀がこの世に不在の時にも地震が起きた
Gさんが、このごろ体に感じる地震が多いので、何か変だと言って来られたのです。
以下、Gさんとの会話です。
【Gさん】 こんにちは!
いやね、このごろ大きな地震が多いので、何か変だなと思って来たのです。
今年2023年5月5日の能登半島で起きた震度6強の地震から、何か続いているみたいで、それも北海道から九州まで日本全体で起きているようで・・・。
【お助けマン】 そうですよね。Gさんだけじゃなく、皆さん何かおかしいと思っておられますよ。
5月1日から今日6月17日まで、震度4は10回あって、震度5弱以上は、
5月5日 石川県能登半島 M6.3 震度6強、
5月5日 石川県能登半島 M5.8 震度5弱、
5月11日 千葉南部 M5.4 震度5弱、
5月13日 トカラ列島近海 M5.1 震度5弱、
5月22日 新島・神津島 M5.3 震度5弱、
5月26日 千葉東方沖 M6.2 震度5弱、
6月11日 北海道浦河沖 M6.2 震度5弱
の7回もあって、これは近年になかった異常事態だと言えます。
さらに、2024年1月1日 16時10分ごろに、石川県は能登半島にてM7.6で最大震度7の巨大地震が起きました。これは、2千600年前の仏陀時代に起きた「神変」と同じで、主が、まだ天に行かれている間なので、さらに起きることが予想されます。
また、同1月2日の16時過ぎには、羽田空港で、新千歳空港から到着したJAL機と、海上保安庁の航空機が衝突して炎上するという、日航ジャンボ機の御巣鷹山墜落以来での航空大事故が起きました。(2024年1月2日追記)
【Gさん】 私は、千葉に住んでいるんですが、5月11日の朝4時過ぎに、あのいやな「地震です!」というスマホのメッセージで目を覚ましたのです。震度5弱で、びっくりしました。そのあと、また寝ましたけどね(笑)。
【お助けマン】 笑いごとではありませんよ。これは、確かにこのままではいけないと言う警告ですよ。
そう言えば、今、大川総裁は天上界に一時的に還られていますが、先回、この真理問答で大川総裁の過去世である仏陀時代にも同様のことがあったと言いましたよね。
そのときも、ちらっと言いましたが、日本の今昔物語でも、仏陀が、天上界の摩耶夫人を教化しに行ったときに地震が起きたとの記述があるのです。少し読みますね。
そのとき、世界は大きく揺れ動きました(仏の説法にともなう震動、六種震動)。
と、あって世界は大きく揺れ動いたとあります。
【Gさん】 あーっ、そうなんだ。
仏陀時代にも3か月の間、仏陀は天上界に行かれたと仏典のあちこちにあったんだが、そのときも地面が揺れ動いたんだね。この話しは有名なんだ。ところで、その「六種震動」とは何ですかね?
【お助けマン】 これは、仏教用語で、googleで引いても出てきますが、仏が説法するときに、大地が六とおりに震動することで、動・起・涌 (ゆう) ・覚(または撃)・震・吼 (く) の6種類の動き方で、上下左右、陥没、隆起などあらゆる動き方で激しく揺れることを意味しています。もともと、仏陀のご生誕や説法をきっかけにして起きるのですが、仏教における地震を論じた仏教研究者の論文も出されています。
【Gさん】 あーっ、仏陀時代に仏陀が天上界に一時還られたときと同じで、それで地震が多いのかも・・・。
でも、この程度で終わりますかね?。
【お助けマン】 それは私には分かりません。私には予知する能力なんかありませんのでね。
ただ、その他に、仏典には「舎衛城の神変」という記録も残っており、これは、舎衛城で仏陀が起こされた奇跡のことを言っているのですが、外道(邪教や異説の信者)の人たちをいよいよ教化するために仏陀が種々の奇跡を起こしたとの記録があります。ですから、現代においても、人々がこれだけ地震が続くのはおかしい、確かに天の警告ではないかと思えるところまで現象は続くのではないでしょうか。
【Gさん】 それは、これでは終わらないということかも知れない、・・・。
だから、話しても分からない人には、天変地異や奇跡を見せないと気付かないということなんでしょうかね?
【お助けマン】 そうですよ。
それは、伝道としては最終形態であると言われていますが、残念ながらそこまで見せないと分からない人たちもいるということです。ですから、自分たちが間違っていたと気づくまで、さらに大きな出来事も起き続けるかも知れません。
【Gさん】 本当に早く気づけばいいのにね。
でも、ネットなどでは、これだけ全国的に有感地震が続くことは、かつてなかったことなので、私たちに何か間違ったことがあったのではないかと書き込んでいる人も居たけど・・・。
【お助けマン】 やはり、私たちの活動も着実に世の中に浸透している証拠だと思いますよ!
ただ、悪い話しだけでなく、地震は、仏教的にはある意味で吉兆であるとされているところもあります。先ほど、仏陀の説法時に目出度いこととして大地が揺れたとありますが、もう一つあるのです。その内容が経典『永遠の仏陀』にありますので、そこを読みますね。
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
最初におまえたちに私が語った通り、
おまえたちは、この仕事を難しいと思ってはならぬ。
おまえたちには、不滅の力が与えられている。
その不滅の力は、
第一は、本来、おまえたちが仏の子であるという事実に起因し、
第二は、過去幾十転生、幾百転生、幾千、幾万転生を、
仏の弟子として生きてきて、学んできたという事実に起因するのだ。
仏の子が、仏の教えを学び続けてきたのだ。
さすれば、その力は無限に近いものであると言ってよいであろう。
この湧出してくる力を楽しめ。
この噴き出してくる叡智を喜べ。
この噴き出して止まぬ愛の力を尊べ。
おまえたちが、その心に聖なる使命を刻み、
そして、その使命を遂行せんとして、強く心に決意したときに、
おまえたち一人ひとりが、地涌の菩薩となるのだ。
あたかも、大地から菩薩が湧いて出たかのように、
次から次へと、この地に菩薩が溢れるであろう。
我は、この目にて、その姿を見たい。
地涌の菩薩が、ここにも、かしこにも、
大地から湧き出してくる姿を見たい。
そうして、菩薩の集団が地に満ちて、
大きな仕事をしていくことこそを見たいのだ。
そうであってこそ、
この地上に仏国土が建設されてゆくのではないか。
と、あります。つまり、地涌の菩薩が生まれるときにも大地が鳴動して揺れ動くのです。
【Gさん】 なるほど。地震は、菩薩が生まれるときの印でもあるんだ。
【お助けマン】 そうです。地震学者たちは、マントルがどうだとか、断層がどうだとか言っていますが、地球も一つの生命体として生きているのです。これを、地球意識と言いますが、地球意識は、仏陀のご本体である造物主のご意志によってまた生かされています。ですから、自然現象は、これ、すべて神のご意志の表れと言えるでしょう。
【Gさん】 分かりました。
それにしても、人類が悔い改めないと、これからもますます地震や、その他、災難が続くということですよね。今日のお話しを聞いて、ますますエル・カンターレ信仰を広めて行こうという気になりました。
ただ、大きな地震は災難は災難なので、これから一週間分の水と食料をきちんと備蓄していこうと思います。今日もいい話しをありがとうございました。では、これにて帰ります。
と言って、Gさんは帰られました。
確かに、天変地異は伝道の最終形態です。本当は、それまでの間に、もっともっと人々が目覚めないといけないのです。しかし、人間のカルマはそう簡単に修正されるものではありません。私たちは、ムー大陸の陥没のときも、アトランティス大陸の陥没のときも教訓を得たはずですが、今文明でも唯物論や邪教は改まらず、また同じことをしようとしているのではないでしょうか。でも、今回は、過去の文明の時とは違います。それは、造物主、エル・カンターレが出ておられるからです。
今、残された時間は少ないかも知れません。しかし、その中で出来得る限りのことをして行こうと強く思った次第です。
主エル・カンターレに感謝。
(終わり)