戦後の自虐史観を払拭した「大川談話」

先日、パシフィコ横浜で開催された大川総裁のご生誕祭に参加された元ジャーナリストのAさんが、 リバティの9月号を読んですぐにやって来られました。
以下は、Aさんとの会話の内容です。

【Aさん】 先日の大川総裁のご生誕祭は非常に良かったよ。 ところでその後、幸福の科学出版が発行している リバティの9月号の「大川談話」を読んだんだが、目からウロコが落ちたと言うか、 今まで僕らがしてきた考え方とまったく違うのでびっくりしたんだ。それで、今日は来たというわけだ。

【お助けマン】 あー、やっぱり読んで頂いたのですね。 それで、どう思われたのですか?

【Aさん】 いやね、今日、リバティを持ってきているので、そこのところを読ませてもらうよ。

大川談話―私案―(安倍総理参考)
わが国は、かつて「河野談話」(一九九三年)「村山談話」(一九九五年)を日本国政府の見解として発表したが、 これは歴史的事実として証拠のない風評を公式見解としたものである。その結果、先の大東亜戦争で亡くなられた約三百万人の英霊とその遺族に対し、 由々しき罪悪感と戦後に生きたわが国、国民に対して、いわれなき自虐史観を押しつけ、この国の歴史認識を大きく誤らせたことを、政府としてここに公式に反省する。
先の大東亜戦争は、欧米列強から、アジアの植民地を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くとともに、わが国の正当な自衛権の行使としてなされたものである。 政府として今一歩力及ばず、原爆を使用したアメリカ合衆国に敗れはしたものの、アジアの同胞を解放するための聖戦として、日本の神々の熱き思いの一部を実現せしものと考える。
日本は今後、いかなる国であれ、不当な侵略主義により、他国を侵略・植民地化させないための平和と正義の守護神となることをここに誓う。国防軍を創設して、ひとり自国の平和のみならず、 世界の恒久平和のために尽くすことを希望する。なお、本談話により、先の「河野談話」「村山談話」は、遡って無効であることを宣言する。
平成二十五年 八月十五日

と、簡潔で、しかも核心のところが明確に述べられていてびっくりしたんだ。

【お助けマン】 読まれたご感想を是非聞きたいですね。

【Aさん】 まず第一だが、戦後、学校等では日本は戦争を起こした悪い国だった、 だから二度と戦争はしてはならないと教えられてきた。確かに戦争は人を殺すことなのでないに越したことはない。 しかしながら、強盗が居れば警察もいるように、相手が暴力や武力を使って我欲や悪事を犯す限り、 それらに対抗する手段も必要だ。もちろん話し合いや調整によって武力が回避されれば良いが、 もし、話し合いが決裂したならば、相手から守るために武力の行使も必要となる。
ここでさらりと述べられているが、これは、すごいことが述べられている。 つまり、先の大戦は、「欧米列強から、アジアの植民地を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くとともに、 わが国の正当な自衛権の行使としてなされたものである」とある。
これは、戦後、学校などで学ばなかったことだ。 もちろん、この真実について知識人もマスコミも黙っていた。 いや、むしろ逆に、日本国民に対して、さらに罪悪感をあおった団体やマスコミのほうが多かったぐらいだ。 だから、これを読んで、”はっと”我に返った感じなんだ。

【お助けマン】 短い文章ですが、本当に我に返りましたね。

【Aさん】 そうだよ。先の大戦の前ではアジアの国々が欧米列強に植民地化されたのみならず、 アフリカでは、何とアフリカ国民が家畜同様に奴隷として首に鎖を付けられて売買されていたんだ。 これに対する歴史認識はどうなっているんだね。
植民地となった国では、国民たちは白人たちのメイドや下僕として使われ、 同じ人間なのに不当な扱いを受けたため、インドではガンジーがインドの国の解放に立ち上がったことはあまりにも有名なことだ。
日本は、戦争にこそ負けたが、その戦いがあったからこそ植民地解放がなされたということだろ。 いや、まだまだあるよ。戦争というものは非戦闘員を傷つけてはならないという 戦時国際法があるが、 広島や長崎の市街地に対する原爆投下はどうなんだ。 米国は、それについてどう思っているのか。 彼らにこそ罪悪感はないのか。戦勝国は何をしても無罪なのか。僕は非常に疑問に思っているよ。

【お助けマン】 さすがですね。Aさんは、元ジャーナリストだけありますね。 戦争は、現場レベルでは殺人ですから色々と悲惨なケースがあるでしょう。 でも、それは敵味方お互いに同じことをしているのです。 しかし、非戦闘員を殺したり傷つけたりすることは国際法規上認められていません。 戦争は誰でも嫌です。争いごとも嫌です。
しかし、日本は「やむにやまれぬ大和魂」で表現されるように、アジアの国と家族や子孫を守るために戦ったということです。 ここのところがどういうわけか吹っ飛んでしまっているわけですね。

【Aさん】 そうだよ。そのとおりだよ。なぜ、こんなに単純なことが分からないのかね。情けないね。 日本には頭のいい人が、それこそ山ほどいるのに、なぜ、このことを言わないのだろうね。

【お助けマン】 ところで、第二は何ですか?

【Aさん】 あっ、そうだ。第二だよね。
第二には、「他国を侵略・植民地化させないための平和と正義の守護神となることをここに誓う」というところだね。
先の大戦が、植民地解放のための戦いならば、日本は、これからも他国を牛耳ったり植民地化することがないように、 「守護神」としての立場を維持するというところだね。 そのためには、やはり神の御心がどこにあるかが分かる人が国のリーダとなるべきだろうね。

【お助けマン】 そのとおりです。さすがですね。核心のところをつかまれましたね。 神の御心がどこにあるかを分かる人が日本のリーダにならなければ日本が守護神としての行動できないことは明らかです。 じゃ、第三は何ですか?

【Aさん】 もちろん最後のところの「先の「河野談話」「村山談話」は、遡って無効であることを宣言する」というところだね。
何か、ここのところを読んだ瞬間に、”憑き物”が取れたように感じたよ。 戦後、70年間も憑依していた何かが吹っ飛んで行ったように思ったよ。

【お助けマン】 すごいですね。Aさんは、霊的なことも分かるのですね。 おそらく、国全体が憑依されていたのでしょう。洗脳と言ってもいいかも知れません。皆からあなたは悪い子だとずっと言われていたようなものです。 しかし、これでその呪縛から解放されたということでしょうね。本当に良かったと思います。

【Aさん】 あー、今日は来て良かったよ。何か子供のときからのもやもやが晴れてすっきりしたよ。 言葉はすごいね。すごい力があるね。改めて分かったよ。 ありがとう。

と、言ってAさんは帰られました。
戦後70年、これで、アジアの植民地解放ため、また日本の家族や子孫のために戦った300万人の英霊も浮かばれる条件が整いました。 あとは、安倍首相がこの談話を参考にして 新たな談話を発表するだけでしょう。また要人の靖国参拝も必要でしょう。
そして、これを機会に国民のひとり一人が本当に信仰心を取り戻すことが必要と思います。 日本という国が、改めて神の国であることを感じた次第です。

では、次回も問答が続きます。  主エル・カンターレに感謝。

(終わり)