広開土王が語る人間の転生輪廻

先週に引き続き古い幸福の科学の会員さんのGさんが来られました。 Gさんは、新刊となった 『広開土王の霊言』を読んでやって来られたのです。 以下は、Gさんとの会話の内容です。

【Gさん】 こんにちは。先回はありがとうございました。 おかげさまで、たとえフビライ・ハーンが生まれ変わったとしても、大川隆法総裁のお言葉である、

 大川隆法が言論の銃弾を撃ち続け、「幸福の科学」に天命が共にある限り、 この国は敗れない。三度(みたび)、神風を吹かせる前に、味方の勢力を結集したいと思う。

と言うお言葉に勇気づけられました。本当にありがたいことです。
ところで今日は、『広開土王の霊言』 を読んで人間の転生輪廻は偶然ではないことを知って感銘を受けましたのでやって参りました。

【お助けマン】 それはどういうことですか。もう少し具体的に説明して頂けませんか。

【Gさん】 はい、 広開土王と言えば、高句麗中興の祖と言われ第19代国王となった朝鮮半島の最大の英雄ではありませんか。 日本でもヨン様が主演したテレビドラマ 『太王四神記』(たいおうしじんき)で放映されて有名ですが、 何と、日本にも何度も生まれられて、かつ、時代のキーパーソンでもあった方なので驚いているのです。

【お助けマン】 そうですか。日本に何度も生まれられて国に影響を与えられた方だったのですか。

【Gさん】 はい、そうです。
そこで、日本のどの時代の誰に生まれ変わったかということは、 本書を読んでいただくとして、ここでは質問者が、 広開土王霊に対してどなたの指示で生まれられたのか、あるいは、 どなたと相談されて転生されたのかと質問したときの答えの内容について読んでみます。 128ページのところです。

広開土王: だから、日清戦争で中国が敗れたあたりで、だいたい・・・・。 実際は、あんたがたが調べてるとおり、「明治維新の英雄たち、日本の英雄たちは、かつて中国でも、 英雄を張ってた方々が多かった」っていうことが出てるわなあ。 中国の英雄が、ごそっと抜けて日本に(生まれ変わって)来たら、日本が勝つっていうのは、 まあ、当たり前ではあるわなあ。向こうに英雄が残っとらんかったということだよなあ。
だから、そういうことから考えると、中国、朝鮮半島、日本、および、ロシアのこちらの側辺りまで含めて、 あるいは、まあ、インドも入っているかもしらんが、インド・東南アジアまで含めて、「全体を見ている者」は、 いたかもしれないということだわなあ。

と、述べているのです。つまり、生まれ変わりの全体を眺めている方がいることを明かしています。

【お助けマン】 いや、その方こそが、仏陀釈尊ですよ。 アジアの光と呼ばれた釈尊が天上界にてそのように全体を見ておられたということでしょうね。
ところが、現代での転生はアジアだけに止まらず、ヨーロッパ、アメリカ大陸、 など全ての大陸にまたがった転生による交流がなされていますので、 この事実から見ても地球神である主エル・カンターレが見ておられるものと私は思っております。

【Gさん】 やはりそうですか。 今世は、ヨーロッパで活躍された魂であるガリレオが日本のリケジョとして生まれ変わられたり、 あるいは、足利尊氏がイラクでサダム・フセインとして生まれたり、 非常にインターナショナルなのでそうかなとは思っていました。 しかも、過去に大英雄だった男性が女性で生まれたりして、 今世はインターナショナルだけでなく非常にダイナミックでかつ大胆だなと思っていました。

【お助けマン】 そのとおりですね。確かに、源義経と源頼朝が同じ政党の中に居たり、 劉備玄徳と曹操、そして諸葛孔明も同じ職場に居たりと、 過去世で敵味方で戦った英雄同士が同じ職場で働いていたりして、 非常に、何と言いますかドラマチックだと思いますよ。
さらに、チンギス・ハーンを過去世に持つ習近平が出てきたと思ったら、 あの元寇で日本を震撼させたフビライ・ハーンが、習近平の後継に座るのではないかとも言われています。

【Gさん】 そこで、お聞きしたいのですが、 これらの人材の転生輪廻が偶然でなく、それらを見ておられる方がいるならば、 どのようなご意図があるということなのでしょうか。

【お助けマン】 そこのところについては神のご意思なので私には全く分かりません。 もちろん、フビライ・ハーンが過去世とまったく同じ行動を取るのか、それも分かりません。 しかしながら、日本にとっては何らかの防御なり対抗のための施策を実践しない限り、 国の滅亡にかかわる大変重大な危機であることには間違いはないでしょうね。

【Gさん】 と、いうことは、主エル・カンターレは、 当然そのような人材の配置はご存知で、 私たちにその攻撃に対して智慧と勇気でもって当たれとおっしゃっているということでしょうか?

【お助けマン】 さすがGさん、勘がいいですね。そのとおりです。
私たちは転生輪廻を繰り返していますが、過去の単純再生産は許されないということなのです。 過去にも色々な困難に遭遇してそれを乗り越えてきました。 そして、今、また過去の困難よりも、さらに難解な課題が現れ、そして、 それに対して私たちが智慧と努力でもって打ち克つことをこそ、良しとされているのだと思います。

【Gさん】 なるほどね。 そう聞きますと、この世は本当に魂を磨く場であるということがよく分ります。 人材の配置といい、時代背景といい、 私たちの魂が鍛えられるように適材適所で配置されているということでしょうか。

【お助けマン】 そのとおりだと思います。 これは何も神格を持った人たちだけの転生輪廻に限ったことではありません。 私たち一人ひとりの転生輪廻も確実に、かつ、正確に計画されてそれが実行されているのです。
これだけ70億を超える人間が居るので、全ての人の人生計画の面倒を見るのは大変だろうと思われるかも知れませんが、 そうではありません。その証拠に、死んだあと、一人ひとりの人生が「照魔の鏡」に映し出される事実を見れば、 たとえ70億以上の人が居たとしても、その一人ひとりに対してていねいに見守られるいることは確かなことなのです。

【Gさん】 と、いうことは、私自身が、今この年齢で、この日本に居ることも必然であると・・・。

【お助けマン】 全くそのとおりです。 では、聞きますが、なぜあなたは、今、日本人なのですか? なぜ、この日本に生れて主エル・カンターレの説法を日本語で聞くことができるのですか? なぜ、幸福の科学というところで活動ができるのですか?
もし、少しでも国が違っていたり、少しでも時代が違っていたならば、 日本語で、かつ、直接肉声で主エル・カンターレの説法は聞けないはずです。 あなたは、過去世においてよほど仏縁があって、仏に対して功徳を積まれてきたからこそ、 今、ここにおられるのではないですか?

【Gさん】 はい、よく分りました。 私が、今、この年齢で日本人として居られることは偶然ではなかったのですね。 それを見ておられる方が居られるということですね。 そのことをすっかりと忘れていました。

【お助けマン】 そうです。 人間は、太陽が毎日休まずに光を出していることを当たり前だと思っていますが、 もし、太陽が消えたならば人間は生きていくことはできません。 ですから、常に見守って下さっている存在があるということです。 このことを忘れず、そして、 その慈悲に日々感謝して生きていくことが大事だと思います。

【Gさん】 はい、よーく分りました。 今日はまた新たな発見をしました。 こんなに小さな小さな自分だと思っていましたが、たとえ小さな自分であってもしっかりと主エル・カンターレが見守って下さっていることを実感いたしました。 そしてそれは、自分が今この日本に生れて主エル・カンターレの直説金口の教えを聞けるということにあるという、 この事実が証明しているだとということを改めて確認させていただきました。
今日は本当にありがとうございました。転生輪廻は偶然ではないということを肝に銘じて残りの人生を生きて参ります。 それでは、これにて失礼いたします。

と、言ってGさんは帰られました。
私は、ふと 『永遠の仏陀』の一節を思い出しました。

はるかなる、一千億年の、その昔に、
この宇宙を創らんとし、
その構想を練っていた時に、
我は思った。

すべての者よ、
無限の向上を目指せ。
しかして、すべての者よ、
おまえたちは、ひよわな存在であってはならぬ。
我は、おまえたちをより優れたる者となすために、
おまえたちには、厳しい試練も与えよう
砂鉄変じて、鋼(はがね)となすためには、
厳しい火の試練も、
厳しい水の試練も、
厳しい槌(つち)の試練も与えよう。
しかして、強くなれ。
しかして、無限に鍛えられてゆけ。
しかして、無限に美しく、
しかして、無限に善きものとなれ。

我は、そう願った。

と、永遠の仏陀の言魂が続きます。私たちは、永遠に鍛えられるために、 この人生を生きています。そのために、時代背景を創り、 人材配置をも為しておられる主エル・カンターレの慈悲を発見したのは、 私だけではないはずです。

では、次回も問答が続きます。
主エル・カンターレに感謝。

(終わり)