異次元パワーによる発展を目指すために
久しぶりにGさんが来られました。Gさんは、古い会員さんで、昨年の7月に、 異次元パワーを感じられないと言ってやって来られ方です。
以下は、Gさんとの会話の内容です。
【Gさん】 久しぶりに来させていただきました。 実は、会員になって長いのですが、どうもこれ以上、力が伸びない感じで悩んでいるのです。 会員になった当初は、毎日、どんどんとパワーがついてくることが分るぐらいだったのですが、 それから何年かが経った今、停滞している感じなのです。
【お助けマン】 救世のための活動はされているのですか?
【Gさん】 もちろんです。ずっと継続しています。 伝道もしていますし、布教誌の配布もしています。また布施行も、そこそこしていると思います。
【お助けマン】 そうですか。それでは何も悩むことはないじゃないですか・・・。
【Gさん】 いや、そういうことではなくて、主エル・カンターレの偉大さを考えますと、こんなものではだめだと思うのです。 要するに主の偉大さと、その世の中への現れ方に大きなギャップがあるのではないかと思っているのです。
【お助けマン】 そういうことだったのですか。 そのお悩みは本当によく分かります。 私もそれについては長年考え続けてきましたので、ここで、ご一緒に考えてみたいと思います。 結論から言えば「信仰心」が原因だと思うのですが、それでは漠然として分かりずらいので、 もう少し問題を具体的にして考えてみたいと思います。
実は、私は、このお悩みの問題に関して、幸福の科学が新たなステージに入ってきているのではないかと思っているのです。
【Gさん】 と言いますと、どういうことですか?
【お助けマン】 はい、今までの私たちの活動は、通常の企業が行うようなスタイルとそれほど大きく変わらなかったのではないかと思うのです。 例えば、チラシの配布についても、よく不動産会社が新築マンションの広告用チラシを配っていますが、 その形式とあまり変わらなかったと思うのです。 伝道においても、ある意味でセールスマンとそう大きな差がなかったのではないかと思います。
【Gさん】 確かにそうだと思います。 だってチラシの渡し方や、伝道のトークなどは、それを真似たところがあったからと思います。
【お助けマン】 当初において、それすらできない人にとっては、 それも大きな飛躍であったと思います。 しかしながら、私たちは、天上界に500人を超える諸神霊を指導霊団としてお迎えし、かつ、 天上界のヘッドである至高神主エル・カンターレが私たちの信仰の対象であるならば、 その活動が、世の中にある多くの企業活動レベルと同じであっていいはずはないのです。
【Gさん】 それは、どういうことですか?
【お助けマン】 つまり、本来の力が出されていないということなのです。 こんなものではないということです。
実は、そのヒントになる大川隆法総裁の説法がありますので、ご紹介させていただきます。 会内経典、『異次元パワーに目覚めよ』の第1章の49ページのところです。
要するに、「もっと異次元の力を引っ張ってきなさい。異次元と一体になりなさい。 主と一体となり、幸福の科学の指導霊団、支援霊団と一体となり、 あなたの守護・指導霊と一体となり、法友たちの力とも一体となり、 そうした大きな精神的力でもって、この世の闇を打ち破っていきなさい。 そういう強い力をもつことが大事である。だから、もう人間力で戦おうと思うな」ということです。
と説かれて、もう人間力で戦うな、異次元パワーで戦えとおっしゃっています。
【Gさん】 そうだったのですか・・・。 だから、何か力がもう限界に来たようで、それ以上伸びなかったのですね。
【お助けマン】 そうです。ですから、世の中の一般的な企業のレベルと同じだったということなのです。
【Gさん】 じゃ、さっそくその異次元パワーでいきたいと思います。
【お助けマン】 うーん、ちょっと待って下さい。 でも、異次元パワーを使うと言ってもそのままの心境では難しいと思うのですが・・・。
【Gさん】 えっ、そのために何かいるのですか?
【お助けマン】 もし、そのままの心境でいいなら、世の中のセールスマンと同じじゃないですか。 私たちは、至高神主エル・カンターレを信じる団体の信者ですよ。 真実、神の団体であるからこそ、やはり必要なことがあります。
そこのところを、同じく会内経典ですが、『愛、自信、そして勇気』の第3章「勇気さえ持てば運命はどうにでもなる」 の「心が濁ったままで高級霊の通信は受けられない」からご紹介いたします。
と、絶えざる修行の必要性を説かれています。 そして、その前提に主への強い信仰心が必須であることは言うまでもないことなのです。
【Gさん】 そういうことだったのですね。 だから、異次元パワーを天上界から頂けなかったのですね。
【お助けマン】 そうなのです。皆、この世的な頑張りの力は強いのですが、 信仰心に基づく修行によって無我なる透明な心がなければ、天上界のパワーを頂くことができないのです。 成果がでないときに、かえって自我力で力んでしまうことがありますが、実は、それが逆効果なのです。
【Gさん】 よく分かりました。自我力は逆効果であることは分りました。 かと言って反省をすると、私は、どうも自分が縮んでしまって、力がでないと誤解していましたが、 そうではないのですね。その反省による無我の心によって天上界の力を頂けるのですね。
【お助けマン】 そうです。反省は心の透明度を高める上で非常に有効な修行なのです。つまり、仏と一体となれる手法でもあるのです。
【Gさん】 今、百倍の力が必要だといつも言われていますが、 それを自分の力だけで解決しようと思っていたことに誤りがあったということがやっと分りました。 だから、ここのところずっと直線的な伸びでしかしなかった理由も分りました。
でも、今日は異次元パワーを頂く方法が分りましたので、これから百倍のパワーで伝道していきたいと思います。 今日は、本当に大きな気づきを与えていただきありがとうございました。 では、これにて失礼いたします。
と、言ってGさんは帰られました。
人は成果が上がらないとき、頑張りが足りないと思ってさらに頑張ります。 これはこれで、この世的な事業や活動において決して間違っているわけではありません。 しかしながら、真理の団体において、もし、それだけで終わってしまったならば、 この世の企業と同じとなってしまいます。 それを努力逆転とも言います、まこと至高神主エル・カンターレが創られた団体であるならば、 異次元パワーによって世の中を仏国土に変えていかなければ、本当の意味で仏弟子とは言えないのではないでしょうか。
では、次回も問答が続きます。 主エル・カンターレに感謝。
(終わり)