『仏陀からエル・カンターレへ』(その3) 神様への仲間入りのために

 

入会間もないEさんが、大川総裁が再誕の仏陀であり、かつ、エル・カンターレであることを教えから学びたいと言って来られました。
今回は、『仏陀からエル・カンターレへ』の第3回目で、「神様への仲間入りのために」を学びます。
以下は、そのときのEさんとの会話の内容です。

【Eさん】 先回の「エル・カンターレとは何か」によって、大川総裁が、エル・カンターレの本体であることを理解することができ、また本体と分身の違いも学びました。
それで次は何ですか?

【お助けマン】 はい、第三回目は、「神様の仲間入りのために」を学びたいと思います。

【Eさん】 そう言えば、このシリーズの第一回目で、大量の菩薩、つまり、大量の神々が産み出されることを学びましたが、そのために必要なことを学ぶということでしょうか。 それが分れば、修行の目標もはっきりしますので、非常ありがたいです。

【お助けマン】 はい、そのとおりです。
先回、会内経典の『信仰を深めるために』をご紹介いたしましたが、この同じ経典に各次元段階における理解力について述べられているところが あります。まずその部分を朗読いたします。31ページです。

私だけではなく、みなさんもそうなのですが、「この世に人間として生きている意識は、自分の魂の全部ではなく、実は、その一部が出てきているのだ。 残された部分、潜在意識の部分というものがあり、それが霊界には残っているのだ」ということが、最近、幸福の科学だけではなく、 心理学などでも、いろいろと分かってきています。「全体の一部分しか出ていないらしい」ということが分ってきているのです。
人間が、死後、あの世に還る際には、自分の守護霊が迎えに来ます。最初は、その人があまりにも光り輝いていてまぶしいため、 「神様か仏様が来てくれたのだな」と思って、「ありがたい、ありがたい」と言っています。しかし、しばらくして、だんだん目が慣れてくると、 「あれ、おかしいな。何だか自分とよく似た感じの人だな。自分と似た顔をしているな。着ているものは少し違うけれども、よく似ているような 感じがするな」ということが分ってきます。
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しかし、四次元や五次元、六次元の中段階ぐらいまでの人は、「こういう魂の兄弟たちがいて、自分たちは一組でできている」ということを、 まだあまり分っていません
これを知らないままに転生している人は、たくさんいます。そこまで分らないのです。なぜ分らないかというと、人間としての個性に とらわれているからです。
「自分は地上で人間として生きてきて、死後、霊体になった。そして、時間がたったから、また地上に人間として生まれようと思っている」 というかたちでの転生をしている人には、「自分自身は、もうちょっと大きな意識であり、いろいろなものとつながっている」 ということが分らないのです。それを知らないままで転生しています。

と、解説がなされています。
つまり、この内容は非常に重要なことで、六次元の中段階までと、六次元の上段階以上とは違うということを意味しています。

【Eさん】 なるほど! 
今まで分らなかったことが分りました。転生輪廻の仕方には、二通りがあって、ひとつは、洗濯機を回されるように転生させられるケースと、 転生したいときに、自分の意思で地上に生まれるケースがあると聞いていますが、その洗濯機でまわされるように時間が来たから転生するのは、六次元の上段階に至らない人たちなのですね。

【お助けマン】 はい、そうです。
それで、自分の意思で転生ができる段階は、六次元の上段階以上となりますが、実は、この段階から神様の世界となります。
では、その神様の仲間入りをするためには、どういうことが必要なのでしょうか。その解説が39ページにありますので、その部分を朗読いたします。

みなさんは、「自分の魂の兄弟たちと自分とは一体だ」と思っているでしょうが、実を言うと、それだけではなく、さらに、ずっとつながっています。 もう一つ上の魂、たとえば、菩薩界の、もうちょっと力のある魂や、その上の如来界の魂、そして九次元界の魂とも、実はつながっています。
そして、それぞれ個性があるのですが、実は、別のようであって別ではありません。別なように見えて一体なのです。
実際は、そういうことを教えなければいけないのです。しかし、この世に生きている人々は、なかなか、それが理解できないわけです。
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そのように、なかなか、そこまで理解できないのですが、そこまで理解すると、だいたい、六次元といわれる世界の上段階までは行きます

と、あります。そして、続いて神様の仲間入りをするために必要なことが述べられているのです。

魂の兄弟のところまでが理解でき、「宇宙のなかに、魂の親からの系統樹があって、エネルギーが、いろいろとつながっているのだ。 網の目のように出来ているのだ。
『インドラの網』というか、宝の網の目のように、いろいろな魂が全宇宙でつながっているのだ」 というところまで分ったら、要するに、神様の仲間入りなのです。
これを早く分ってください。これが分ったら、もう神様の仲間入りなのです。ここから、ちょっと神様の箔(はく)が付いてきます。 ぱっと見て羽がはえていたりするのは、そのあたりからです。

と、何と、神様の世界の仲間入りするために必要なことが明かされているのです。
もちろん、戒・定・慧の三学の修行に精進している人が条件になりますが、 ここに述べられた内容をマスターした人が、神様の仲間入りをすることができるのです。

【Eさん】 驚きました。これを知って、かつ、深く理解できるようになれば神様になれるということじゃないですか!
いやー、これは、もし、エル・カンターレがおられなかったら知ることができなかったということですね。

【お助けマン】 そうです。そのとおりです。
もし、神様になれるという秘法があれば、人々は全財産を投げ出してでも、 それを手に入れようとするでしょう
実はね、これが、第一回目でご紹介したことなのです。つまり、エル・カンターレの 今世の使命として、 大量の菩薩を産み出されるということがありますが、その根拠のひとつが、今、お話しをした神様への仲間入りをするための方法なのです。 人々が、これをマスターすれば、神様への仲間入りができるということです。

【Eさん】 分かりました。これは、もう宝物です。
先回、エル・カンターレと共に生まれていることが、千載一遇、いや、億載一遇のチャンスだと言って下さったのですが、 本当に、その意味が分りました。
今回も、教えていただきありがとうございました。では今日は、これで帰ります。

と言ってEさんは帰られました。今日、お助けマンが紹介してくれた内容は、仏典や聖書、あるいは、コーランにはまったく書かれていません。 人類にとって、いや、全ての霊存在にとっての宝物を、大川総裁から授かったのです。 実は、これが、大川総裁が、エル・カンターレである証明でもあるということなのです。
エル・カンターレに感謝。
では、また続きます。次回は、『仏陀からエル・カンターレへ』(その4)です。

(その3 終わり)