マレーシア航空370便は、なぜインド洋に墜落なのか
元ジャーナリストのAさんが、行方不明になっていたマレーシア航空370便が、 インド洋に墜落したとのマレーシア政府の発表を聞いて、不思議がってやって来られたのです。
以下は、Aさんとの会話の内容です。
【Aさん】 ここのところの色々なメディアの報道によると、 マレーシア政府は、マレーシア航空370便はインド洋に墜落したと結論づけたようだね。
【お助けマン】 そのようですね。実に不思議です。 まだ残骸の1つも回収されていないのに結論を出すとはびっくりです。 犯罪で言えば、具体的な証拠もなく判決が出されたというところでしょうか。
【Aさん】 でも、フランスに拠点を置くエアバス・ディフェンス・アンド・スペース社が、 23日に撮影した衛星写真に 122個の残骸が写っていたらしいよ。(後にこの捜索エリアは北へ 1100Km移動させられた)
【お助けマン】 いや、実は、それがお笑いなのです。 370便の残骸だと思われていた122個の白い物体は、 何と海草の上に群れをなしてとまっていた カモメだったということですよ。
【Aさん】 えっ、えっ! 何だって、カモメだって! 白いカモメの群れを370便の残骸だと思ってたの!
【お助けマン】 いや、それだけで墜落を断定したわけではなく、 英衛星通信事業者インマルサット(Inmarsat)が信号の ドップラー効果を測定することによって、 370便がインド洋を南に進んだと発表したので、 それを受けてマレーシアのナジブ首相が発表したらしいです。 何でもそのインマルサットの上級副社長は、この手法を初めて使ったと、このように 述べているのです。
と、その手法には過去に実績はなく、初めて使ったと明かしているのです。
【Aさん】 おい、おい、大丈夫かね。 初めて使った測定法に信頼性はあるのかね。
【お助けマン】 私も疑問に思っています。 通常は何度かテストして、その信憑性を確認してから本番に使うものと思うのですが、 いきなり本番でそのドップラー効果による測定手法を使っています。 そもそも周波数というものは、人工衛星のように超高速で移動する送信機から発せられる場合には周波数がずれることも分かっていますが、 ジェット機ぐらいのスピードでは誤差のほうが大きいので、速度や方向の測定は出来ないのではないかと思われるのです。 それよりも熱によって発信周波数は、もっとずれることが分かっていますので、 その精度には何とも言えないところがあると思います。
ですからインマルサットも自信がないのか、墜落の結論は我々が出したのではなく、マレーシア航空が 勝手に出したのだ、とコメントしています。
【Aさん】 僕は、そんな機械の難しいところまでは分からないけど、 何しろこの事件はなぞが多いね。でも、今日も北に移動した新しい捜索エリアで、 マレーシア航空機らしい 残骸が新たに発見されているよ。 これで墜落が決定かも知れないね。
【お助けマン】 ちょっと待ってください。インド洋には昨年6月にMOL COMFORTと言う 破断・沈没したタンカーもあって、 残骸はごろごろしているのです。だって、東日本大震災のがれきだって3年経った今でも太平洋を漂流しているでしょ。
MOL COMFORT号の写真を見てください。
【Aさん】 分ったよ。
僕が思うに、この事件は本当に不思議なんだ。 そもそもだ、航空機がレーダから消えたなら、まずその場所を中心にくまなく探すはずだよね。 もちろんその場所の南シナ海を充分に探したとは言っているが、 一番、墜落の可能性のある地域の捜索を早々と1週間で打ち切っているよね。 それで、もっと分からないのはレーダから消えて6分後に西に方向転換したということを、タイの空軍が 10日後になってから発表しているんだ。 通常、空軍というのは他国機の進入があれば、それこそ秒単位で動くはずなので、何日もしてからということ自体がおかしいよ。 何か別の力が働いて発表したとしか思えないね。
【お助けマン】 なるほど。Aさんもそう思われますか。 実は私もこの事件が起きてからなぞだらけで不思議な感覚を受けているのです。 いや、いや、発言には充分に注意しないといけないと思いますが、 もし、私個人の勝手な発言として言わせていただけるならば、 どうも当局は、370便が事故で墜落したということにしたくなかったのではないかと・・・。
【Aさん】 えっ、それはどういうこと?
【お助けマン】 つまり事故だと整備不良か、あるいは、 かつて主翼を破損する事故を起した機でもあったので、 ボーイング社の修理に問題があったのではないかとされることを恐れたのではないかと思えるのです。
【Aさん】 そうかも。だから、機長の精神状態に問題があって自殺の疑いがあるとし、 一方において、機体には問題がなかったということにしたかったということ?
【お助けマン】 いや、いや、これはあくまでも私の思いつきですから本当にしないで頂きたいのですが、 もしかすれば、そういうこともあるかも知れないと思ったのです。 でなければ、あの捜索困難なインド洋に墜落したとは言わないでしょう。それは波が荒れて見つかりませんもの。
【Aさん】 なるほどね。どこに責任があるかによって、 あとの補償問題とか責任問題とかが大きく変わってくるものね。 あるいは国と国の問題に発展するかも知れないからだね。
【お助けマン】 そうです。だから、 先々回にも言いましたが、 大川隆法総裁は、事件に関する透視や霊査はめったに行われません。 よほどの理由がない限り事件に対しては霊能力は使われないのです。 しかしながら、今回はエドガー・ケイシー霊による透視の霊言を録られたので、考えていたのです。 「なぜ、大川総裁は、この透視霊言をされたのか」ということを考え続けていたということです。 これを、幸福の科学では「思慧(しえ)」と言います。
【Aさん】 つまり、この事件についてはなぞだらけということか。 透視が当たるとか当たらないという低いレベルの話しではなく、この透視によって、私たちに何かに気づくようにされたのではないかということのようだね。
【お助けマン】 そうではないでしょうか。でも、私の勝手な推測なので全く分かりませんよ。 私の頭では仏陀の智慧に全く及ぶべくもありませんから・・・。
でもね、3週間もたって事故機の墜落場所も分からず、さらに破片の一つも出てこないのは、これは明らかにおかしいです。 これには何かがあるはずです。その後の経過が分っておられたからこそ、あえて透視を行われたのではないかと思うのです。
【Aさん】 なるほどねー。分かったよ。 この事件はそう簡単なものではないことが分かったよ。奥が深いと言うか、闇が深いというか。
でもね、早く370便の墜落地点を特定化して、お亡くなりになった多くの方々のご冥福をみんなでお祈りしたいものだね。 毎日のメディアの報道を聞いていてイライラとしていたが、今日の話しを聞いてすっきりとしたよ。 今日も本当にありがとう。じゃ、僕はこれで失礼するよ。
と、言ってAさんは帰られました。
残骸が多量に見つかったと報道されたら、それが実はカモメであったり、 墜落捜索エリアが急に1100Kmも移動するなど、毎日がダッチロールの状態ですが、 そのうちに、南シナ海の海上に、犠牲となられた乗客の荷物などが浮いてくるのも時間の問題という気がしてなりません。
では、次回も問答が続きます。
主エル・カンターレに感謝。
(終わり)